2017年6月の私的シネマランキング

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私が6月に映画館で鑑賞した新作映画について、個人的によかった順番に並べて感想をまとめました。

とはいえ6月に観た新作の中からTwitterで感想を書いてあった作品は14本という結果に…。

ここにないものだと『22年目の告白』(前半は正直“はい、はい”って感じだったんですが、後半はまさかのサスペンス、ミステリとしての本領発揮といえるググッと飲み込まれる展開になだれ込み、観応え全開、観てよかった!)、

『オリーブの樹は呼んでいる』(少し予想と違った。思った以上にシリアス。)、

『日々と雲行き』(正確には新作ではないですが、個人的には「Viva!イタリア」シリーズの括りでこの内容を上映するとは、かなり衝撃だなーと感じたシリアスさでした。生活感に溢れた、リアルなシリアスさなのでヘンな重苦しさはなかったけど、例えば併映の『Viva!公務員』の呑気さとは対照的な容赦ないヒューマン(夫婦)映画です。)

等々、今月も色々と観たのですが、その都度あまり感想を残せず…。

後からこっそり追加できたらしておきたいです。

というわけで6月の感想録は半数ほどがフランス映画祭上映作品になってしまいましたが、その中でもとりわけ素晴らしかったのがアンヌ・フォンテーヌ監督の新作『夜明けの祈り』。アンヌ・フォンテーヌ監督は前作の『ボヴァリー夫人とパン屋』が個人的にめちゃくちゃ大好きで、2015年に観た映画の中でも数々の力作を抑え私的年間1位に選んでいたほどでした。

とはいえ今回の新作はジャンルがまったく違うということで贔屓目も皆無で鑑賞しましたが、それでも最高でしたのでこの監督は素晴らしいな!と心底思い直しました。

そしてヒロインを演じたルー・ドゥ・ラージュの圧倒的魅力に感服。いま1番好きな女優のひとりになりました。素敵すぎた!

 

というわけで、以下6月に観た新作の私的ベスト1位からです。

 1.『20センチュリー・ウーマン』 

 

2.『夜明けの祈り』

 

3.『ありがとう、トニ・エルドマン』

 

4.『ラテン・ラバー』

 

5.『あさがくるまえに』

 

6.『おとなの恋の測り方』

 

7.『エル ELLE

 

8.『素敵な遺産相続』

 

9.『ポリーナ、私を踊る』

 

10.『アラスカ』

 

11.『フィフティ・シェイズ・ダーカー

 

12.『ハーフネルソン

 

13.『愛を綴る女』

 

14.『パリは今夜も開演中』

 

・2017年5月の私的ベストシネマ

・2017年4月の私的ベストシネマ

・2017年3月の私的ベストシネマ

・2017年2月の私的ベストシネマ

2017年1月の私的ベストシネマ