2017年4月の私的シネマランキング (No.13 ~ No.24)

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私が4月に鑑賞した新作映画の私的ランキング。13位から24位です。

 

13.『LION / ライオン ~25年目のただいま~』

 

14.『グレートウォール』

 カットによっては見え方がTVゲームの画面っぽくなってるところもあって、物語の設定的にやむを得ない部分もあると思うけど、そういうところだけは所々で冷めた。

 

15.『堕ちる』

 

16.『はらはらなのか。』

 

17.『午後8時の訪問者』

 

18.『人生タクシー』

 

19.『湖の見知らぬ男』

 

20.『光と禿』

 

21.『たゆたう』

ひとつひとつのカットは十分な説得力があって、丁寧で思慮深い作りに好感も持てるのだけど、それらが繋がって物語となる時に、作者がこの作品を通して何を一番伝えたいのかが、とてもボヤやてしまっていた印象。だから、丁寧な(心理的)状況説明をしている(に、とどまる)映画に観えてしまう。何を訴えたいのか、絞り込みと強調があれば、もっと心に残ったのかもしれない。

主人公の2人の人物描写も、対称的な、ある意味合いにおけるペアとなってこそ深い映画になったと思うけど、「あかり」のキャラ設定の描写が足りないため、イマイチそこが埋もれてしまっていると感じた。手塚真生さんの迫真の演技も相まって「ジュン」のキャラクターは魅力的に浮かんできている分、そこが惜しいと思った。

と、全体の造形は綺麗で好感が持てるだけに、いろいろな点で物足りなさが残った映画。という感想をTwitterで書くには少し気が引けたので、こっちに書きました。

 

22.『垂直のまま』

 

23.『ろくでなし』

 

24.『夜は短し歩けよ乙女

 

私的1位から12位まではこちらを。

 

・2017年3月の私的ベストシネマ

・2017年2月の私的ベストシネマ

・2017年1月の私的ベストシネマ