男性視点で感謝・賞賛した2016年のベストコスメ 10選

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2016年に発売されたコスメアイテムを中心に、超私的な感覚でベストランキングを作りました。

個人的な感謝・賞賛度を基準に、男性視点からお礼を申し上げたい5つのブランドを5位から1位まで勝手に選びました。

その中でアイテムを全部で10個ピックアップしてます。そういうことでの10選です。

 

まず。この記事、読まれたら「なんて上から目線ww 一体どういう立場www」

こういう心理的反応、やっぱり不可避かもしれん、、かぁぁぁ??。。自分でも客観的に読んでみたら…微妙…かも。

でも、ぜんっぜんそんな気持ちは微塵もなくて。ただ、そういう話をできるのが私にはここしかないという。その楽しさがついつい出ちゃったんだと優しく見守っていただけたら幸いです。

だってさ、まず男性とこういう話はできないじゃん。そりゃ女性のコスメについて軽く話すことがあってもそれは語るというレベルじゃないし。

そして女性に対しては、よく知らないふりで通してますから。「なんかインターネットしてたら偶然見かけて、あ!これは可愛いなー!と思って。よく詳しいことは分からないけど素敵だと思って。」レベル。

でも、本当は人知れずめっちゃ楽しんでる。いつ、どんなのが出るとかついついチェックしちゃう。そして選ぶのがすごく楽しい。そんな個人的な記録ということで、お見逃しを。

全体的に映画の年間ベスト記事や、音楽の年間ベスト記事よりもうきうきしてるテンションなのが救いようありませんが、それでは第5位から。

 

 

※Diorについてはどのアイテムも鉄板すぎて、逆に強くは印象に残らなかったのか、ランキングには入れてないです。

が、今年も新色が幾つも出たマキシマイザーと、5月に出たフォーエヴァー&エヴァー ベースについては本文に少しだけ出てきます。

あとは今年のDiorだと、自分でネイルカラーをドット模様にできるキットが出てて、あれは素敵だと思った。

 

5. Yves Saint Laurent

 

① ルージュ・ヴォリュプテシャイン(2016年2月5日 新色12色追加発売)

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 YSLの定番リップに新色が追加されたのは、今年の冬のコスメ界隈における大きなトピックでした。

発売後すぐに買われた女の子たちが、InstagramTwitterでカラーNo.と実際の色みを写真で投稿してくれてたのは本当に本当にありがたかったです。

ここまで種類が多いと、ある程度絞ってからカウンターに行かないとムリだと思う。特に男性は。

HPにはもちろん全カラーの紹介と、それぞれのキャッチ-コピーが付いていて、眺めているだけでも楽しいのだけど、はっきりいってスクリーンで見る色みは全くあてになりません。あらためてSNS上のコスメガールズたちに感謝を。

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人にもよると思いますが、個人的にはせっかくならNo.15はあえて外した方が、選んだ感が出るのではないかと思います。

個人的には無難なところならNo.43とかNo.28が好きでした。感謝。

ちなみに YSLからは“いつでもキスしたくなる”リップ美容液として、9月にトップ・シークレット リップ・パーフェクターも発売されましたが、これだったらDiorのマキシマイザーの方が圧倒的に優秀という声もあります。

 

4. Kure BAZAAR

 

② リムーバー H ア・ラ・ローズ、R バンブー & ジンジャー

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パリのネイルメーカー、Kure BAZAARから出ているネイルカラーのリムーバーです。発売は2016年よりも前ですが、今年の4月下旬から5月上旬にかけて東急プラザ銀座のHINKA RINKA内にKure BAZAARの期間限定ショップがオープンしており、そこで出会いました。

この後にも出てきますが、ネイルポリッシュは女性へのプレゼントとしてすごく使いやすくて、迷ったり時間がない時のレスキュー部隊 for men でもあると思います。

ただ、ネイルカラーを貰って塗る側の方からすると、それだけ爪への負担も増えるので、男性が思ってるほど、ほいほいとネイルを次々に塗り替えられるわけでもないのが本当のところかと思っています。

なので、ネイルポリッシュをプレゼントするのも素敵なのですが、たまにこういう、爪に対するケアの優れたリムーバーを添えて送るのも、なんだかとっても素敵なのではと思います。

そんな時、出会った今年ベストなリムーバーがKure BAZAARでした。

ローズのエキスで爪の保湿をメインに行うH ア・ラ・ローズと、弱く割れやすい爪を強化するR バンブー & ジンジャーの2種類があります。

安いものは本当に安いリムーバーとしては価格設定が高めだからこそ、男性視点で見た時には本当にありがたいアイテムかと思います。

今後のためにも覚えておいて損はなし、ということでランキング上位にKure BAZAARを入れました。

 

3. PAUL & JOE

 

③ リップスティック L(2016年5月1日数量限定発売)

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これはつ・よ・い!!

これには感謝・賞賛しかない。だって、一瞬で突破してしまうもの。

いわゆる“猫リップ”ですが、今年の夏コレクションのやつは特に可愛さが極まってたかと思います。

カラーとしてはNo.2のスムースセーリングが分かりやすい無難さがあって、男性視点ではあってくれて有難かった。

来年1月5日から2017年の春コレクションとして新作“猫リップ”、リップスティック CSが発売になりますが、Lに比べて猫のデザインも(顔の角度が変わってるw)カラーも可愛さはダウンしてるように感じます。(それでもじゅ~~ぶんに可愛いのですが。)

というわけで2016年にこんなに極上可愛いリップを届けてくれたPAUL & JOEに感謝を。

猫リップの良さは、例えば、いやそりゃ可愛いと思うけど、これはさすがに子供っぽすぎると捉えらえるのではないか?とか男性視点だと一瞬考えてしまうところもあると思うんです。でも、リップだから使い始めてしまえば、けっこうすぐ終わってしまいます。なので使え切らないで放置されるということはまずないはずです。そこがこのシリーズの安心できるところ。

それに個人的なPAUL & JOEのイメージとして、確かにガーリーでスウィートで可愛いのですが、例えばLes Merveilleuses LADURÉEやJILLSTUARTなんかの、言葉は悪いけど、おもちゃっぽさというか、極端な少女感とは異なった、シックなキュートさも備えている印象。むしろプレゼントにはTHREEと並んで(クール派とキュート派で使い分けられる)手堅いイメージがあります。

 

④ チークカラー CS(2016年8月1日数量限定発売)

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PAUL & JOEの秋コレクションの中で発売されたいわゆる“猫チーク”(笑)。

見た目は確かに猫シリーズらしい大変な癒し系ですが、これがなかなか猫リップと並び、実用性にも優れた良いアイテムなようです。

2色展開のカラーも、落ち着いたピンク系のNo.106 散歩道 など使いやすいアイテムになっています。

このアイテムの良いところは、そもそも基本的にチークは男性から女性にプレゼントしにくい、というかけっこう難易度が高めだったり、そういうことが出来るとなると条件が限られてくるということろがあると思います。

わざわざチークを選ぶんだったら、無難にリップやグロス、ネイルにしとこ、みたいな。

そんなことを考えた時に、このアイテムの「なんか妙に可愛いの見つけたから、見せたくなって。」の一言でチークをプレゼントすることのハードルを下げられる感は、賞賛に値すると思います。

リップやネイル選びに新鮮さを感じられなくなった男性を助けたであろうキュートな一品。

 

⑤ モイスチュアライジング ファンデーション プライマー(往年のド定番)

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2016年のベストと銘打っておいてナメてるのかという話ではありますが、5月に新発売されたDiorのディオールスキン フォーエヴァー&エヴァー ベースと比べた時にも、伸び方や色展開においてずっと勝っているようだ、やっぱり一般的な最高の下地は2016年においてしてもPAUL & JOEだったようだ、ということで勘弁してください。

ピンクのキャップの潤うタイプで3色展開のモイスチュアライジングと、白いキャップのUVカットタイプで2色展開のプロテクティングと、目的に応じて多種類あるのも人気の理由のよう。

モイスチュアライジングのNo.2 ハニーが白浮きしなくて自然な感じが演出でき、無難ではあるようです。

まぁ、男性から化粧下地ってあんまりないとは思うんだけど、2016年の私的コスメ研究においてもやっぱりコレは強かったということで。

 

2.  THREE

 

⑥ SAKURAISM ネイル(数量限定発売)

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SAKURAISMコレクション発売日

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これは本っっっっっ当に素晴らしかった!!!

完全に自分の好みですが、SAKURAISM ネイルのカラーNo.3、淡々ピンクの中にホワイトのつぶつぶが入ったエアリーサクラシャワーは、個人的に2016年一番ひと目惚れしてしまう指先を演出するネイルポリッシュでした。これはアイテム云々以前に女性の指先としてめっちゃ素敵だと思った。

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ほんのり紫がかったネイビーをクリーミーに淡くしたNo.2のサクラスカイも、お洒落感と可愛さがシックに交じり合った色合いで、個人的にとても好きです。

ということで、桜の開花時期に合わせて地域ごとに発売日を変えるという凝った展開でしたが、そのリリースの凝り方にまったく負けてない、素晴らしいコレクションだったと思います。

来年以降もやってくれると、春先に男性も助かるのではないでしょうか。

ちなみにSAKURAISM ネイルNo.3は恐らくもう手に入りませんが、8月10日に出た秋コレクションの中の新色ネイル、No.46は色み的にはこの路線の淡いクリーミーピンクなのでそちらを楽しむのもいいと思います。

 

⑦ SAKURAISM ハンドクリーム(数量限定発売)

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Kure BAZAARの欄でも書きましたが、ネイルポリッシュをプレゼントする時は関連するアイテムを他に何か1点くらいセットすると、なんだか素敵さが倍増される気がします。

というわけで、SAKURAISMのコレクションの中にハンドクリームが入っていたのはとても良かった。

このハンドクリームは、もちろん桜の香りなんだけど、ロクシタンみたいな人工的な香りではなくて(とはいえ私、ロクシタンの桜のハンドクリームの香り、めっちゃ好きだけど)、とてもリアルな桜の香りがする。つまり、甘くはない。とてもシックな香り。

だから甘めの香りが好きな人にはあまりヒットしないと思うけど、SAKURAISM ネイルの脇に詰めるものとしてこれ以上絵になるものもないと思うので、ここはTHREEのアイデアに感謝。

 

⑧ THREE サマートラベルキット 2016(2016年7月13日数量限定発売)

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日焼け止めや、クレンジングオイル、化粧水や乳液を合わせたTHREEのサマーコフレ。

日焼け止め乳液が現品で、それ以外がミニサイズ。そこがとてもいいと思いました。

というのも、クレンジングや洗顔料、化粧水などの基礎化粧品は、男性からガチでプレゼントするものでもあまりないのかなーと思う部分もあるからです。

コフレになっている場合は、現品で基礎化粧品の単品を選ぶよりはだいぶハードルが下がると思いますが、少し躊躇する部分もあるじゃないですか、場合によっては。

そんなときTHREEのサマートラベルキットはとても素敵。日焼け止め乳液というザ・消耗品を夏にいかがかなと思ったら、なんかついでに他のやつもミニサイズで付いてきた、よく知らないけど、で、渡す方はやりすごせるのと、貰った方は、今まで他のメーカーの基礎化粧品を使っていたならTHREEのものを試しに使ってみる、なかなか楽しい機会になる。いいことずくめ!

丁度この時期は夏コレクションが出てからはだいぶ経ち、秋コレクションが出るまでには1か月くらいあるシーズンなので、ピンポイントで必要になったら男性的にも使えるアイテムだと思います。

 

1. GIVENCHY

 

⑨ ルージュ・パーフェクト (2016年7月1日全国発売、6月22日新宿伊勢丹先行)

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アイテム単位で見たら、このGIVENCHY、ルージュ・パーフェクトが今年の私的1位です。

唇のpHに反応して、自分だけのピンクカラーへ変化するリップバーム、というところは、特に新鮮ではなく、グロスも含めて色々なメーカーから多々出ています。(当然、質の違いはあるでしょうが…)

そんな中でルージュ・パーフェクトが圧倒的に魅力的だったのは、スウィートピンクの本革製ケースをはじめとしたデザイン、ルックの素晴らしさ。間違いのない、最強のひと目惚れ度。

ケースの豪華さもあってか、リップバームという消耗品としては価格が高めですが、男性視点で見た時には、それが逆に丁度いい感じでありがたい。むしろ、男性のためにあるアイテムに思える程。

PAUL & JOEの猫リップも、THREEのSAKURAISMも、発売日の開店直後くらいに行けば整理券式だけど、予約なしでけっこう余裕で買えました。だけどこのルージュ・パーフェクトについては全然歯が立たなかった。しかも輸入のタイミングもあるので、次の入荷は2か月後とかそういうアイテムでした。でも、まぁこのルックとブランド力ならそれも分かります。

 

⑩ プリズム・リーブル クチュール・コレクション(2016年6月3日数量限定発売)

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ルージュ・パーフェクトと並んでGIVENCHYらしいワンランク上のデザインで惹きつけてくれたのが、6月に発売されたプリズム・リーブルのクチュール・コレクション仕様版。

もともと4種類あるGIVENCHYのフェイスパウダー、プリズム・リーブルの中でも一番人気という、カラーNo.1のパステル・シフォンが、本革のブラックレザーにマグノリアの花を描いたケースとパフ(このアイテムのパフについては使えないとの声も聞く)におめかししている魅力的なルック。

そもそもフェイスパウダーというアイテムについて男性視点で考えた時には、女性が普段使っているものをおおよそ把握していない限り、いやしていても、かなり難しいと思っているし、基本は避けがちなアイテムではあるのかなと。リップやネイルに比べて、色んなリスクが高いと思う。男性視点から見ても惚れ惚れしてしまうデザイン性をもつClé de Peauのレオスールデクラさえ個人的に手は出ない。

そんな中、今回のクチュール・コレクションは最初からワンカラーに絞られていた分、デザインのズバ抜けた良さと合わせて男性が背中を押されやすかったと思うし、パステル・シフォンっていう時点で仮にストライクど真ん中とはいかなくても、まず外すことはない感が嬉しかった。まぁ、万が一外したとしても目的は達成できそうなこのデザインに、とにかく感謝。

 

ということで、私が感謝・賞賛した2016年のベストコスメ第1位は、GIVENCHYでした。

やっぱりデザイン性の高さやセンスの良さが突き出ていた印象があります。

THREEとPAUL & JOEの鉄板さもとても素敵だった。

これにてこの記事は終了。

こんなしょうもないモノを最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました。

 

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